「風船とまい上がる少年」を模倣
フランス映画の傑作より
作品『あかいふうせん』は、いわさきちひろが映画『赤い風船』の絵本化を熱望して実現したもので、そのなかにある絵のひとつ「風船とまい上がるパスカル」の模写を試みる。
映画「赤い風船」
人間の言葉がわかる赤い風船と少年の友情を描いたフランスの傑作映画。「妖精の出てこない妖精の話」とも評された。
1956年公開|アルベール・ラモリス監督
水彩を雰囲気を・・
デジタル…PCアプリケーションにおいて、水彩の表現は難しい。アナログ画材のシミュレートの中でも、水彩のにじみは特に難しいのではないだろうか?2次元といえどもGPUの力も必要だ。特にいわさきちひろ作品は、輪郭を描かず大胆な水彩のにじみやぼかしで形が表現される魅力的な作品が多い。付け焼刃ながら風合いとニュアンスを楽しむ!という趣旨。
元絵に関して
タイトル | あかいふうせん |
出版年 | 1968年 |
出版者 | 偕成社 |